SiteGuard WP Pluginとは?本当に必要か?設定方法を解説|WordPressセキュリティ対策の必須プラグイン

WordPressは、全ウェブサイトの43.6%、主要なCMS導入サイトの62.1%という圧倒的なシェアを誇るCMSです。その人気ゆえ、WordPressサイトはサイバー攻撃の標的になりやすく、特にログインページを狙った不正アクセスが多発しています

目次

SiteGuard WP Pluginの導入実績と信頼性

  • アクティブインストール数:50万以上
  • 総ダウンロード数:471万回超(2025年6月時点)
  • 最新バージョン:1.7.8(2025年6月時点)
  • 対応WordPressバージョン:3.9以降、6.8.1まで検証済み

これらの数字は、日本国内で最も利用されているWordPressセキュリティプラグインの一つであることを示しています。

SiteGuard WP Pluginの特徴

  • 日本語対応で初心者も安心
    管理画面・マニュアルともに日本語対応。設定も直感的で、専門知識がなくても使えます。
  • 無料で高機能
    ログインページのURL変更、画像認証、ログインアラートなど、無料とは思えない多彩なセキュリティ機能を搭載。
  • 国内開発で安心サポート
    日本の企業が開発・提供しているため、国内ユーザーのニーズやトラブルにも迅速に対応。

なぜSiteGuard WP Pluginが選ばれるのか?主な機能と効果

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機能セキュリティ効果(定量的な背景)
ログインページURL変更ログインページを変更するだけで、標的型攻撃のリスクを大幅減少。ブルートフォース攻撃の約8割は標準URLを狙うとされている
ログイン試行回数制限・IP制限連続失敗時にアカウントを一時的にロック。不正アクセスの9割以上が総当たり攻撃によるものとされ、これを大幅に減らせる
画像認証(CAPTCHA)ボットによる自動攻撃の多くをブロック。一般的な攻撃ツールの大半は画像認証を突破できない
ログインアラート通知不正ログインの早期発見に寄与。実際に、SiteGuard導入サイトの管理者の多くが「不審なログイン通知で被害を未然に防げた」と報告
管理画面アクセス制限IPアドレス単位で管理画面アクセスを制限。外部からの侵入リスクを大幅に低減
ユーザー名漏洩防御?author=数字やREST API経由のユーザー名漏洩を防止。ユーザー名が漏れるとパスワード推測の成功率が数十倍に跳ね上がる
更新通知WordPress関連の脆弱性の約90%がプラグイン由来。更新通知で脆弱性放置リスクを最小化

1.ログインページ保護

  • デフォルトのログインURL(/wp-login.phpや/wp-admin)を変更して、攻撃者が標準のログインURLにアクセスできないようにします。
  • ログインページへのアクセスを制限することで、ブルートフォース攻撃を防ぎます。

ブルートフォース攻撃とは・・・? ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)とは?被害事例や対策方法を紹介/GMOインターネットグループ株式会社

2.ログイン試行回数制限とIP制限

  • ログイン試行回数を制限し、一定回数失敗した場合はアカウントを一時的にロックします。
  • 不審なIPアドレスをブロックして、不正アクセスを防止します。

3.画像認証(CAPTCHA)

  • ログインフォームやコメントフォームに画像認証を追加して、自動化されたボットによる不正なアクセスを防ぎます。

4.ログインアラート機能

  • 管理者に対し、ログインがあった際にメールで通知します。これにより、不正ログインの兆候をいち早く検知するのに役立ちます。

5管理画面アクセス制限

  • 特定のIPアドレスからのみ管理画面へのアクセスを許可することでで、外部からの不正アクセスリスクを大幅に軽減します。

他のセキュリティプラグインとの比較

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プラグイン名日本語対応主な特徴価格
SiteGuard WP Pluginログイン保護、画像認証、国内開発無料
Wordfenceファイアウォール、マルウェアスキャン無料/有料
iThemes Security総合的なセキュリティ機能無料/有料

SiteGuard WP Pluginを使うメリットとデメリット

メリットとデメリット
メリットデメリット
日本語で使いやすい一部の機能は他プラグインと競合する場合あり
無料で高機能設定を間違えるとログインできなくなるリスク
国内サポートが充実多機能な海外製プラグインに比べるとややシンプル

SiteGuard WP Pluginのメリット

1. 日本市場に特化したセキュリティ

  • 日本国内のWordPressサイト向けに開発されているため、日本語対応の設定画面や操作ガイドが充実しており、初心者でも簡単に利用可能です。
  • 日本特有の攻撃傾向(例:ブルートフォースと攻撃)への対策が最適化された保護機能が含まれています。

2. シンプルで軽量

  • 他のセキュリティプラグイン(例: Wordfence)と比べて軽量で、サイト速度への影響が少ない設計です。
  • 初心者でも直感的に操作できるシンプルなUI。複雑な設定や技術的な知識がなくても、主要なセキュリティ対策を実装できます。

3. 無料で利用可能

  • 高度なセキュリティ機能が無料で提供されており、コストパフォーマンスが高いです。

4. 導入が簡単

  • プラグインを有効化するだけで基本的なセキュリティ対策が完了します。初期設定も自動で適用されるため手間がかかりません。

5. リアルタイム通知

  • 不審なログインや攻撃が発生した際にはメール通知が届くため、迅速な対応が可能です。

SiteGuard WP Pluginを使用する際のデメリットと注意点

1. 機能の制限

  • 他の高度なセキュリティプラグイン(例: Wordfence, iThemes Security)と比較すると、例えば、マルウェアスキャン詳細なファイアウォール設定などの機能はありません。
  • より高度なカスタマイズが必要な場合には不向きです。

2. 設定変更時にサイトにアクセスできなくなるリスク

  • ログインURLを変更した場合、そのURLを忘れると管理画面にアクセスできなくなる可能性があります。

対策:変更した新しいログインURLを必ずメモ、またはブックマークしておくか、FTPやサーバーパネル経由で修正する方法を把握しておく。

3. サーバーや運営環境への依存

  • サーバー側で十分なセキュリティ対策(例えばWAF: Web Application Firewall)が実施されている場合、SiteGuardの機能が重複して効果が薄くなることがあります。
  • 逆に、一部サーバーの環境によっては、プラグインが正しく動作しないケースも報告されています。

SiteGuard WP Pluginは本当に必要か?

結論・・・必要です!

WordPressは世界中で利用されているため、攻撃者の標的になりやすいCMSです。特に、標準設定のまま運用しているサイトは不正アクセスの格好のターゲットになります。SiteGuard WP Pluginは、最も一般的な攻撃手法であるブルートフォースアタックやボット攻撃に対して、初期設定だけで大きな効果を発揮します。これにより、セキュリティの知識が乏しい運営者でも、最低限の防御壁を簡単に構築できます。

SiteGuard WP Pluginは、WordPressのセキュリティ対策として、初心者から中級者まで幅広く利用価値があるプラグインです。特にセキュリティ設定が未経験の運営者や、サーバー側でのセキュリティ対策が不十分な場合に、簡単かつ効果的な保護を提供する点で、その必要性は非常に高いと言えます。

SiteGuard WP Pluginの設定方法と使い方

以下に、SiteGuard WP Pluginの設定手順を表形式でまとめました

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手順詳細注意点・ポイント
1. インストール1. WordPress管理画面で「プラグイン」→「新規追加」を選択。
2. 検索バーで「SiteGuard WP Plugin」と入力。
3. 「今すぐインストール」→「有効化」をクリック。
他のセキュリティプラグインを使用中の場合、競合の可能性があるため注意。
2. 初期設定プラグイン有効化後、WordPressメニューに「SiteGuard」が追加されるのでクリックし、設定画面を開く。最初にサイト全体のバックアップを取ることを推奨。
3. ログインページ変更1. 「ログインページ変更」を選択し、独自のログインURLを設定。
2. 新しいURLを必ずメモまたはブックマークして保存。
設定後、旧URL(例: /wp-login.php)にはアクセスできなくなる。新URLを忘れると管理画面に入れなくなるため注意。

1.インストール

WordPress管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択し、「SiteGuard WP Plugin」を検索してインストールします。

SiteGuardプラグインをインストール

2.設定方法

プラグインを有効化後、「SiteGuard」メニューが管理画面に追加されます。
メニュー内から各種セキュリティ設定を行います。

SiteGuardプラグインを有効化

3.カスタマイズ

サイトのセキュリティニーズに応じて、設定を細かく調整します。まずはログインページ変更を行いましょう。

SiteGuard設定 ログインページ変更

4.ログインページ変更

ログインページURLがこれまでの【https://xxx/wp-login】ではなくなりますので、必ずブックマークしてください。

SiteGuardプラグイン ログインページURL変更に伴いブックマーク必須

ここでログインページを変更することでセキュリティ対策。独自のURLを設定↓ ※画像は例です

SiteGuardプラグイン ログインページURLを独自URLに変更

画像認証機能が追加され、ボットによる不正アクセス防止機能を実装できます。

SiteGuardプラグイン ログインページにボット対策の文字認証機能が追加された

SiteGuard WP PluginのFAQ(よくある質問)

SiteGuard WP PluginのQ&A
Site Guard WP Pluginで変更したログインURLを忘れて、ログインできない場合の対処方法はありますか?

FTPからサーバーにアクセスしSiteGuard WP Pluginを一旦削除して、初期ログインURL(/wp-login.php)に変更します。

「Siteguard wp plugin」のデータを削除したら、「https://ドメイン名/wp-login.php」もしくは「https://ドメイン名/wp-admin」でアクセスすると、無事ログインURLが表示されます。

SiteGuard WP Pluginは本当に無料ですか?

はい、すべての機能を無料で利用できます。

サイト速度への影響はありますか?

軽量設計のため、ほとんどのケースで表示速度に大きな影響はありません。

脆弱性対応は迅速ですか?

最新バージョンは2025年6月時点で1.7.8。脆弱性報告時も迅速にアップデートが提供されています。

まとめ:50万サイトが選ぶ安心のセキュリティ対策

SiteGuard WP Pluginは、日本国内向けWordPressサイトのセキュリティ強化に最適なプラグインです。特に初心者でも簡単に導入・設定できる点や、日本語対応による使いやすさが魅力です。また、軽量設計でサイト速度にも影響しないため、小規模から中規模サイトまで幅広く利用できます。

ただし、高度なカスタマイズや追加機能が必要な場合には他プラグインとの併用も検討してください。不正アクセスやブルートフォース攻撃からサイトを守るためにも、このプラグインの導入は非常に有効です。

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