SiteGuard WP Pluginの設定と使い方|WordPressにセキュリティプラグインは必要か?

目次

SiteGuard WP PluginでWordPressのセキュリティを強化する方法

SiteGuard WP Pluginの主な機能

1.ログインページ保護

  • デフォルトのログインURL(/wp-login.phpや/wp-admin)を変更して、攻撃者が標準のログインURLにアクセスできないようにします。
  • ログインページへのアクセスを制限することで、ブルートフォース攻撃を防ぎます。

ブルートフォース攻撃とは・・・? ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)とは?被害事例や対策方法を紹介/GMOインターネットグループ株式会社

2.ログイン試行回数制限とIP制限

  • ログイン試行回数を制限し、一定回数失敗した場合はアカウントを一時的にロックします。
  • 不審なIPアドレスをブロックして、不正アクセスを防止します。

3.画像認証(CAPTCHA)

  • ログインフォームやコメントフォームに画像認証を追加して、自動化されたボットによる不正なアクセスを防ぎます。

4.ログインアラート機能

  • 管理者に対し、ログインがあった際にメールで通知します。これにより、不正ログインの兆候をいち早く検知するのに役立ちます。

5管理画面アクセス制限

  • 特定のIPアドレスからのみ管理画面へのアクセスを許可することでで、外部からの不正アクセスリスクを大幅に軽減します。

SiteGuard WP Pluginを使うメリット

メリットとデメリット

1. 日本市場に特化したセキュリティ

  • 日本国内のWordPressサイト向けに開発されているため、日本語対応の設定画面や操作ガイドが充実しており、初心者でも簡単に利用可能です。
  • 日本特有の攻撃傾向(例:ブルートフォースと攻撃)への対策が最適化された保護機能が含まれています。

2. シンプルで軽量

  • 他のセキュリティプラグイン(例: Wordfence)と比べて軽量で、サイト速度への影響が少ない設計です。
  • 初心者でも直感的に操作できるシンプルなUI。複雑な設定や技術的な知識がなくても、主要なセキュリティ対策を実装できます。

3. 無料で利用可能

  • 高度なセキュリティ機能が無料で提供されており、コストパフォーマンスが高いです。

4. 導入が簡単

  • プラグインを有効化するだけで基本的なセキュリティ対策が完了します。初期設定も自動で適用されるため手間がかかりません。

5. リアルタイム通知

  • 不審なログインや攻撃が発生した際にはメール通知が届くため、迅速な対応が可能です。

SiteGuard WP Pluginを使用する際のデメリットと注意点

1. 機能の制限

  • 他の高度なセキュリティプラグイン(例: Wordfence, iThemes Security)と比較すると、例えば、マルウェアスキャン詳細なファイアウォール設定などの機能はありません。
  • より高度なカスタマイズが必要な場合には不向きです。

2. 設定変更時にサイトにアクセスできなくなるリスク

  • ログインURLを変更した場合、そのURLを忘れると管理画面にアクセスできなくなる可能性があります。

対策:変更した新しいログインURLを必ずメモ、またはブックマークしておくか、FTPやサーバーパネル経由で修正する方法を把握しておく。

3. サーバーや運営環境への依存

  • サーバー側で十分なセキュリティ対策(例えばWAF: Web Application Firewall)が実施されている場合、SiteGuardの機能が重複して効果が薄くなることがあります。
  • 逆に、一部サーバーの環境によっては、プラグインが正しく動作しないケースも報告されています。

SiteGuard WP Pluginは本当に必要か?

結論・・・必要です!

WordPressは世界中で利用されているため、攻撃者の標的になりやすいCMSです。特に、標準設定のまま運用しているサイトは不正アクセスの格好のターゲットになります。SiteGuard WP Pluginは、最も一般的な攻撃手法であるブルートフォースアタックやボット攻撃に対して、初期設定だけで大きな効果を発揮します。これにより、セキュリティの知識が乏しい運営者でも、最低限の防御壁を簡単に構築できます。

SiteGuard WP Pluginは、WordPressのセキュリティ対策として、初心者から中級者まで幅広く利用価値があるプラグインです。特にセキュリティ設定が未経験の運営者や、サーバー側でのセキュリティ対策が不十分な場合に、簡単かつ効果的な保護を提供する点で、その必要性は非常に高いと言えます。

SiteGuard WP Pluginの設定方法と使い方

以下に、SiteGuard WP Pluginの設定手順を表形式でまとめました

スクロールできます
手順詳細注意点・ポイント
1. インストール1. WordPress管理画面で「プラグイン」→「新規追加」を選択。
2. 検索バーで「SiteGuard WP Plugin」と入力。
3. 「今すぐインストール」→「有効化」をクリック。
他のセキュリティプラグインを使用中の場合、競合の可能性があるため注意。
2. 初期設定プラグイン有効化後、WordPressメニューに「SiteGuard」が追加されるのでクリックし、設定画面を開く。最初にサイト全体のバックアップを取ることを推奨。
3. ログインページ変更1. 「ログインページ変更」を選択し、独自のログインURLを設定。
2. 新しいURLを必ずメモまたはブックマークして保存。
設定後、旧URL(例: /wp-login.php)にはアクセスできなくなる。新URLを忘れると管理画面に入れなくなるため注意。

1.インストール

WordPress管理画面から「プラグイン」→「新規追加」を選択し、「SiteGuard WP Plugin」を検索してインストールします。

SiteGuardプラグインをインストール

2.設定方法

プラグインを有効化後、「SiteGuard」メニューが管理画面に追加されます。
メニュー内から各種セキュリティ設定を行います。

SiteGuardプラグインを有効化

3.カスタマイズ

サイトのセキュリティニーズに応じて、設定を細かく調整します。まずはログインページ変更を行いましょう。

SiteGuard設定 ログインページ変更

4.ログインページ変更

ログインページURLがこれまでの【https://xxx/wp-login】ではなくなりますので、必ずブックマークしてください。

SiteGuardプラグイン ログインページURL変更に伴いブックマーク必須

ここでログインページを変更することでセキュリティ対策。独自のURLを設定↓ ※画像は例です

SiteGuardプラグイン ログインページURLを独自URLに変更

画像認証機能が追加され、ボットによる不正アクセス防止機能を実装できます。

SiteGuardプラグイン ログインページにボット対策の文字認証機能が追加された

SiteGuard WP PluginのFAQ(よくある質問)

SiteGuard WP PluginのQ&A
Site Guard WP Pluginで変更したログインURLを忘れて、ログインできない場合の対処方法はありますか?

FTPからサーバーにアクセスしSiteGuard WP Pluginを一旦削除して、初期ログインURL(/wp-login.php)に変更します。

「Siteguard wp plugin」のデータを削除したら、「https://ドメイン名/wp-login.php」もしくは「https://ドメイン名/wp-admin」でアクセスすると、無事ログインURLが表示されます。

まとめ

SiteGuard WP Pluginは、日本国内向けWordPressサイトのセキュリティ強化に最適なプラグインです。特に初心者でも簡単に導入・設定できる点や、日本語対応による使いやすさが魅力です。また、軽量設計でサイト速度にも影響しないため、小規模から中規模サイトまで幅広く利用できます。

ただし、高度なカスタマイズや追加機能が必要な場合には他プラグインとの併用も検討してください。不正アクセスやブルートフォース攻撃からサイトを守るためにも、このプラグインの導入は非常に有効です。

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